巨人は8日、ジャイアンツ球場での秋季練習で走りの講習会を行った。
リーグ連覇、悲願の日本一に向けて走り方から改善を図る。短距離を速く走るために重要なスプリント走法を習得すべく、全体練習後に約2時間の講習会を実施。股関節周りのエクササイズやスプリント走法の基礎などを学んだ。
講師を務めた「走りの学校」代表の和田賢一氏は「若い選手が多かったんですけど、原石というか、さらに速くなるなっていう方がたくさんいて、すごく可能性を感じました。参加してくださった皆さんは本当に球界トップレベル、第2の増田(大輝)さんのようになっていける選手がたくさんいらっしゃったと思います」と、今後の活躍に期待した。
今季は4年ぶりのリーグ優勝を果たしたものの、盗塁数はリーグ4位の59個。走塁意識の向上は、チームの攻撃力アップに直結する。講習会に参加した萩尾匡也外野手(23)は「足の上がりやすさをすごく感じて、エクササイズとかもやって(今までと)全然違ったので継続してやった方がいいなと感じました。走っていても力強さが出てきたかなと思いました」と効果を実感した。