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ソフトバンク2位神奈川大・庄子雄大4打数無安打 神宮出場ならず「全てにおいてレベルアップ」


関東地区大学野球選手権大会の準々決勝で神奈川大学は横浜商科大学に敗れ、庄子雄大選手の大学最後のシーズンが終わりました。庄子選手は4打数無安打に終わり、チームを勢いづけることができず、涙を浮かべて悔しさを語りました。1回戦では劇的なサヨナラ勝ちに貢献したものの、この試合では8回の重要な場面で凡退し、チームは神宮大会出場を逃しました。ソフトバンクからドラフト2位で指名された庄子選手は、来年プロ入りまでの期間を振り返り、バッターとしてレベルアップすることを誓いました。試合を視察したソフトバンクのスカウトも庄子選手の守備力に期待を寄せています。

神奈川大対横浜商大 8回表神奈川大無死、一ゴロに倒れた庄子(撮影・江口和貴)

<関東地区大学野球選手権大会:横浜商大4-1神奈川大>◇準々決勝◇7日◇横浜

ソフトバンクドラフト2位の神奈川大・庄子雄大内野手(4年=横浜)のラストシーズンが終わった。準々決勝で横浜商大に敗れ、神宮大会出場はならなかった。

4打数無安打と快音は響かず。「チームに勢いを与えられなかった、申し訳ないですし、悔しいの一言です」と目に涙をためながら話した。

1回戦の城西国際大戦では、1点を追う9回に右中間への二塁打でつなぎ、最終回に一挙5得点を挙げた劇的サヨナラ勝ちに貢献。この日は1点を追う8回先頭で、一ゴロに倒れ大学野球の最終打席を終えた。「先頭が出れば流れがウチに傾いていたと思う。塁に出られず、力不足です」と悔しさをにじませた。

2カ月後には新人合同自主トレが始まる。大舞台での反省を生かし、「プロに入るまで少し時間があるので、この冬しっかり振り込んで、プロの世界で通用するようなバッターになりたい。全てにおいてレベルアップして挑みたい」と力強く誓った。

バックネット裏ではソフトバンク松本輝担当スカウト(47)が視察。「課題もありますが、やはり守備ではスローイングの強さが彼の良いところ。即戦力として期待しています」と見守っていた。

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