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ゴームズGM、左肩手術の大谷翔平は「全体像を念頭に置きながら逆算」投手復帰時期の明言避ける


ドジャースの大谷翔平選手が、ワールドシリーズ第2戦で盗塁を試みた際に左肩を亜脱臼し、その後肩の手術を受けました。ドジャースのゴームズGMは、投手復帰の時期について具体的に言及することを避け、「左肩の負傷は右肩よりも懸念が少ない」と説明しました。しかし、USAトゥデーの記者は大谷が2024年3月に東京で行われるカブスとの試合に登板する可能性が低いと指摘しています。それにもかかわらず、ドジャースは4月に投球再開が可能であると楽観視しています。

ドジャース対ヤンキース 7回裏ドジャース2死一塁、二塁盗塁を狙うもアウトとなった大谷は、左肩を脱臼しもん絶する(2024年10月26日)

GM会議(テキサス州サンアントニオ)に参加しているドジャースのブランドン・ゴームズGMが、左肩関節唇の手術を受けた大谷翔平投手(30)の投手復帰の時期について明言を避けた。6日(日本時間7日)、MLB公式サイトが伝えた。

大谷はワールドシリーズ第2戦で二盗を試みた際に左肩を亜脱臼。その後も出場を続けたが、左肩の負担を減らすため左手でユニホームの首元をつかみながらプレーするなど患部を気にするそぶりを見せていた。チームはワールドシリーズを制したが、5日(同6日)に左肩関節唇の修復手術を受けたことが公表された。

同GMは大谷の故障について「投げる方ではなく、(打撃への影響が比較的少ない)左肩だったことは、右肩を負傷した場合よりもはるかに懸念は少ない」とした上で、投球プログラムをいったん中断したと明かした。投手としての正確な復帰時期には「推測はしたくない。我々は全体像を念頭に置きながら逆算して、彼が10月に投球できるように最善を尽くす。それがどう転んでも、我々は満足するだろう」と話すにとどめた。

これらの発言を受け、米紙USAトゥデーのボブ・ナイチンゲール記者はXで「左肩の関節唇の手術を受けたことで、大谷が3月に東京で行われるカブスとの2連戦に登板できる可能性は極めて低くなった。だが、ドジャースは4月に投球を再開できると楽観視している」と、来年3月18、19日に東京ドームで行われるカブスとの開幕シリーズには間に合わない可能性を指摘した。

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