ブンデス1部ボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉(27)が6日、オンラインでブンデスリーガの日本メディア向け取材に応じた。
22年ワールドカップ(W杯)カタール大会から間もなく2年が経つ。自身初のW杯に「サッカーだけの世界大会じゃないですけど、五輪とも違うし。国中がサッカー1つになるというか。言葉で言うのは難しいですけど、これがW杯と感じた。だからこそ、次のW杯に意識するようになっている」と話した。
カタール大会の最後の試合となったクロアチア戦は、板倉は出場停止だった。チームはPK戦の末に惜敗し、ベスト8の新しい景色は見ることができなかった。「前回、悔しい思いをしてなおさら、W杯への意識が強くなった。今、日本代表として活動で経験する中で、日本代表としてその大会で優勝したい思いが強い。次までにできるだけ成長しないといけないなと。そこはすごく意識してやっている」と話した。
現在、日本はW杯北中米大会・アジア最終予選の最中だ。7日には敵地のインドネシア戦、中国戦に臨むメンバーも発表される。最終予選は3勝1分けと好スタートを切っているが「自分自身、前回の最終予選も経験して、アジア杯では個人としてもチームとしても悔しい思いもしている。簡単な試合がないと思って臨んでいるし、アジアの難しさを肌で感じている。1-0で勝つとか、僅差の試合でも勝たないといけないという気持ちで毎試合臨んでいるので。その結果が3勝1分けの状況に持って来られている。次も、アウェー2試合ある。変わらず同じ気持ちで臨まないといけない」と気を引き締めた。