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【侍ジャパン】清宮幸太郎が手応え十分でキャンプ打ち上げ プレミア12連覇へ「突き進む」


日本ハムの清宮幸太郎内野手は、侍ジャパンの宮崎キャンプを無事に終了し、その成果について報道陣に語った。25歳の清宮は、当初は慣れない雰囲気に戸惑いを見せたが、他の選手たちと迅速に打ち解けることに成功。練習試合や交流を通じてチームの団結力を高め、影響を受ける様子が光った。キャンプ中には阪神の森下と意気投合し、様々な他チームの選手たちとの交流を楽しむ様子が見られた。清宮は、自身の練習スタイルを徹底しつつ、新たな刺激を取り入れる姿勢を強調。今後のプレミア12大会に向けての準備も着実に進めている。

宮崎合宿を終え報道陣に話す清宮(撮影・上山淳一

侍ジャパンの日本ハム清宮幸太郎内野手(25)が6日、充実の宮崎キャンプを打ち上げた。最初は慣れなかった代表の雰囲気にも、徐々に溶け込むことに成功。各チームのトップ選手たちから刺激も受け、連覇を目指す「プレミア12」へ向けてチームの団結力アップにも手応えを得た9日間を振り返った。

   ◇   ◇   ◇

すっかり侍ジャパンに溶け込んだ清宮が、手応え十分で宮崎キャンプを打ち上げた。「みなさんとの仲も深まった」とニヤリとした。キャンプ初日は「まだ慣れないですね。ソワソワしてます。よそよそしいっす、ちょっと」と苦笑いしていたが、心配無用だった。

阪神森下とは「初日ぐらいに結構いろいろ話した」とすぐに意気投合。他の選手たちとも食事に出かけるなど、壁を取り払っていった。日本シリーズに出場していたDeNAやソフトバンク勢も合流予定だが、現時点でも「チーム力もこれで少し上がったんじゃないか」と手応えを感じた。

自身にとっても有意義な9日間だった。なかなか普段は見られない、いろいろ選手の練習風景を目の当たりにした。「みんなそれぞれ、いろんなペースがあるなと。自分のリズムをしっかり守るのが大事だなと思いました」と勉強になった。

もちろん、周りに流されずに自分のやりたい練習もできた。「練習の仕方というか、自分には自分に合った練習法があると思っている。そういったところを、この合宿ではちゃんと貫けたかなと思います」。5日の広島との練習試合では無安打で終わったが、プレミア12へ向けての調整は順調だ。

名古屋へ移動し、9、10日のチェコとの強化試合を経て13日に開幕する。「初めて見る投手が多いですし、準備がこれから大事になってくる。(チームは)世界一に向けてどんどん突き進んでいくと思うので、自分の状態ももっと上げていけたら」と頂点だけを見据えた。

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