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【侍ジャパン】清宮幸太郎ほろ苦デビュー「久々なのであんなもん」初安打お預けも積極スイング


日本ハムの内野手、清宮幸太郎が侍ジャパンとして初めての練習試合に出場しましたが、3打数無安打に終わりました。試合は広島を相手に5-0で勝利。清宮は「もっといいアプローチができた」とコメントし、徐々に調子を上げていく意向を示しました。監督の井端氏は、清宮の積極的なスイングを評価し、打ち損じがありつつも良い飛距離を出していると語りました。今季中にチームに貢献し、侍に追加招集された清宮は、「あきらめない」という根気を持ち、今後の活躍に期待を寄せています。

広島対侍ジャパン 6回裏侍ジャパン無死一塁、清宮は一直併殺に倒れる(撮影・上山淳一)

<日本代表練習試合:日本代表5-0広島>◇5日◇宮崎市清武

ほろ苦デビューも本番はここからだ。侍ジャパンに初招集された日本ハム清宮幸太郎内野手(25)が5日、宮崎市内で行われた広島との練習試合に「8番左翼」でスタメン出場し、3打数無安打に終わった。侍初安打はお預けも「もっといいアプローチができたかなとは思う。久々なので、あんなもんじゃないですか」と、徐々にギアを上げ、本調子に近づけていく。

3回の第1打席は、苫小牧中央出身の道産子ルーキー広島斉藤の初球ストレートを思い切って振りに行き中飛。1点リードした直後の4回2死二、三塁のチャンスでは、またも斉藤に左飛に打ち取られた。最後の打席となった6回無死一塁の場面では、またも初球を振り一直ダブルプレーに倒れたが「最後の2打席くらいは、良かったと思います」と手応えを口にした。

無安打にも侍ジャパン井端監督は「打ち損じもあったんですけど、まあまあ飛距離は出していた。一番は手数がなかったら困るんですけど、どんどん振って行けたというのは良かった。微調整で済む」と積極性を評価した。

今季はキャンプ直前に負傷し、出遅れながらはいあがり、チームで結果を出して侍に追加招集された。スタートでつまずいても今季の清宮の合言葉は「あきらめない」。ひたむきに下克上ロードを切り開く。

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