阪神青柳晃洋投手(30)が今オフ、ポスティングシステムを利用してメジャーリーグに挑戦することが5日、分かった。
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◆阪神選手のポスティング移籍
▼井川慶(06年オフ) 「世界最高峰の選手が集まるメジャーで投げてみたい」。20勝でリーグ優勝に貢献した03年オフに大リーグ挑戦を希望。球団側は拒否の姿勢だったが、代理人を通じて数十度にわたる交渉を継続。06年11月、ポスティングを容認した。争奪戦の末、ヤンキースが2600万194ドル(当時のレートで約30億円)で落札(契約は5年総額2000万ドル=同約23億6000万円)。岡田監督も「すごいな」と驚いた。
▼藤浪晋太郎(22年オフ) 「年齢的にも20代後半。若いうちに挑戦したい」。21年の契約更改の席でメジャー挑戦の希望を球団に伝え、そこから複数回の話し合い。22年9月末、ポスティングによるメジャー移籍を目指すことを表明し、百北球団社長「彼の強い意思、憧れは届いた」も10月半ばに容認。23年1月、1年契約の年俸325万ドル(約4億3900万円)プラス出来高でアスレチックスに移籍した。