DeNAタイラー・オースティン内野手(33)が4日、帰国した。今季、自身初タイトルとなる首位打者に輝くなど、打率3割1分6厘、25本塁打、69打点と活躍。日本シリーズでは左足を痛めながら「自分以上にあの場に出たいと思っている男はいないと思います」と覚悟を示し、第2戦の欠場の後はスタメンに名を連ねた。
球団を通じ「ベイスターズファンの皆さまにとても感謝しています。今シーズンを日本一で締めることができ、私のプロ野球選手としてのキャリアの中でも、一生忘れることができないシーズンとなりました。チーム状況が良い時も悪い時も、どんな時も変わらずに応援してくれた皆さまのもとに、ようやく日本一をお届けすることができて、うれしく思います」と感謝した。
ここ2年間はケガに悩まされ、昨季はシーズン途中に失意の帰国だったが、今季はシーズンを通し、打線をけん引した。球団側は残留に向け、球団が保有する1年の契約延長オプションの行使を検討している。