昨季ゴールドグラブ賞を受賞した韓国出身の金河成内野手(29)が2日(日本時間3日)、パドレスとの来季相互オプション契約を破棄しFAとなった。来季オプションは800万ドル(約12億円)だった。
韓国プロ野球キウムから2020年オフにポスティングシステムでメジャー移籍を目指し4年契約でパドレスに移籍した金河成は、メジャー4年間で通算打率2割4分2厘、47本塁打、200打点、78盗塁をマーク。今季は右肩を手術し8月18日の試合を最後に離脱し、ポストシーズンでも出場登録を外れていた。昨年は韓国代表としてWBCに出場し、複数の守備位置で優れた能力を発揮するユーティリティー選手としてゴールドグラブ賞を受賞した。今季レギュラーシーズン終了直後に辣腕(らつわん)代理人のスコット・ボラス氏と契約を結び、FAに備えていた。