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【ロッテ】ドラ2宮崎竜成「将来的には同じ舞台に」元ソフトボール日本代表の母の背中追う


ヤマハの宮崎竜成内野手がロッテからドラフト2位で指名され、静岡・浜松で指名あいさつを受けました。宮崎選手はプロでの活躍に向けて、1年目から新人王を目指し、将来的にはトリプルスリーを狙える選手になりたいと語りました。宮崎選手はソフトボール元日本代表の母親を持ち、その背中を追って野球に取り組んでいます。一時は競技から引退も考えましたが、ヤマハの誘いに応じ再起しました。最初のプロでの挑戦は、ヤマハでの日本選手権にあり、その場で恩返しをしたいと意気込んでいます。

田中スカウト(右)から吉井監督のサイン入り色紙などを受け取り、笑顔のヤマハ・宮崎

ロッテにドラフト2位で指名されたヤマハ・宮崎竜成内野手(23)が28日、静岡・浜松の同社で指名あいさつを受けた。

榎アマスカウトディレクター、担当の田中スカウトと対面。「走攻守のレベルの高さ、『打てる内野手』として評価していただいた。1年目から新人王に値するような活躍を目指して、将来的にはトリプルスリーを狙える選手になりたい」と改めて決意を語った。

偉大な背中を追う。母千佳さん(54=旧姓児玉)は、ソフトボール選手として太陽誘電で活躍した。日本代表として、1996年のアトランタ五輪にも出場。4位でメダル獲得こそ逃したが、予選リーグの台湾戦では本塁打を放った。

ドラフト直後の電話では、お祝いの言葉と同時に「これからだぞ」と激励のメッセージももらったという。「将来的には同じ(代表の)舞台にという思いはある。ただ、まずはチームで試合に出られるように。母は首位打者なども取っていた。負けないように頑張りたい」と力を込めた。

立命大時代はコロナ禍の影響で、試合が中止になる事も多かった。「もういいかな」と一時は競技からの引退も頭に浮かんだが、ヤマハに熱心な誘いを受けて再起。指名解禁となる入社2年目でプロ入りをかなえた。来月2日には、そのヤマハで最後の公式戦となる日本選手権の初戦を迎える。宮崎は「今までお世話になった皆さんに恩返しができるような活躍をして、優勝できるように頑張りたい」と誓った。“有終の美”を飾り、次のステージに向かう。【前田和哉】

◆宮崎竜成(みやざき・りゅうせい)2000年(平12)12月9日生まれ、徳島県出身。小3から軟式野球を始め、中学はヤング徳島ホークスに所属。創志学園(岡山)では、2年春と3年夏に甲子園出場。立命大を経て23年にヤマハ入社。家族は両親と妹。173センチ、90キロ。右投げ左打ち。血液型O。

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