サウジアラビア・サッカー連盟は26日、同国代表監督に2022年FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で指揮を執ったルナール氏(56)が復帰すると発表した。
AP通信などによると、契約は25年末までで、サウジアラビアで初めて開催される27年アジア杯まで延長のオプションが付いているという。
フランス出身のルナール氏はW杯カタール大会でサウジアラビアを率い、優勝したアルゼンチンを1次リーグで破った。23年3月にフランスの女子代表監督に就任し、パリ五輪で8強に進んだ。
同氏はSNSで「(サウジアラビアを)離れるつもりはなかった。だが、母国の求めに応じないわけにはいかなかった。サウジアラビアでの思い出は忘れられない。私とサウジアラビアとの物語は終わっていない」と語った。
サウジアラビアは日本と同組の26年W杯アジア最終予選で1勝2分け1敗の勝ち点5と苦戦し、24日にイタリア出身のマンチーニ監督との契約を双方合意の上で解除した。