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【DeNA】三浦監督、9回3点奪取に前向く「明日に繋がるような粘り 繋げないといけない」


DeNAの三浦大輔監督は、ソフトバンクに3−5で敗れた日本シリーズ第1戦での戦いを振り返り、試合後も前向きな姿勢を示しました。試合は2回に先制点を許し、8回まで0-5と劣勢でしたが、9回で3点を返す粘りを見せました。「無抵抗で終わるより、明日につなげるような粘りだった」と試合の態勢を維持することを誇示しました。ホームで迎えたシリーズ初戦で、ファンからのサポートに感謝を忘れず、三浦監督は「ゲームセットまで何が起こるかわからない」と、まだ試合は続くことを強調しました。

DeNA対ソフトバンク 試合に敗れ浮かない表情であいさつするDeNA三浦監督(撮影・滝沢徹郎)

<日本シリーズ:DeNA3-5ソフトバンク>◇第1戦◇26日◇横浜

DeNAの三浦大輔監督(50)が、すぐさま気持ちを切り替えた。5点ビハインドの9回に打線が3点を返したことに触れて「無抵抗で終わるより、明日につながるような粘りだったと思います。つながるというか、つながないといけない」と引き締めた。

欲しかった先制点を奪われたのは2回。2死二、三塁から甲斐を申告敬遠で歩かせて2死満塁。投手の有原との勝負を選んだが、まさかの2点適時打を献上した。それでも指揮官は「バットに当たれば何が起こるかわかんない。確率の高い方を選択した」と言った。

8回まで0-5。敗色ムード濃厚にも「負けてないですからね。まだ試合終わってないですからね。ゲームセットじゃないですから。攻撃を残していますからね。行くぞっていう雰囲気になってましたよ」とベンチは誰も諦めてはなかった。9回に梶原、森敬の連続タイムリーなどで3点を奪って追い上げたを見せたが、あと1歩及ばず。黒星発進となったが、指揮官に気落ちする様子はなかった。

17年以来の7年ぶりの日本シリーズ。本拠地で迎えた初戦でファンの後押しに力をもらった。「もちろん今日は勝てなかったですけど、たくさんのファンの方がついてくれてるんだなと改めて感じました。もういつも言ってますけど、ゲームセットまでは何が起こるかわかんないですし、負けじゃない。ゲームセットで勝ったか、負けたかで決まるわけですからね」と前を向いた。

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