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「父が飲んだくれで、母は障がいが…」元日テレ女子アナがヤングケアラー時代を明かす「切羽詰まっていた」


元日本テレビアナウンサーの町亞聖が、TOKYO FMの番組に出演し、高校時代にヤングケアラーとして過ごした過去を語りました。彼女は18歳で母親が倒れ、弟と妹を支えながら母親代わりの生活を送らざるを得なかったと述べました。父親が家庭の世話をしないタイプだったこともあり、若い彼女に大きな負担がのしかかりました。振り返って町は、自分が人生を諦めたら後悔するだろうと感じ、支援があっても強がっていたかもしれないと明かしました。この経験者として、彼女は当時の自分の心情や家庭内の状況を詳細に語り、ヤングケアラーだった頃の複雑な感情を共有しました。

町亞聖(2022年10月撮影)

元日本テレビアナウンサーの町亞聖(53)が7日、TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」(月~木曜午後1時)にゲスト出演。ヤングケアラーだった過去を明かした。

町が高校3年生の時、母が病気で倒れ、車いす生活となったことがきっかけで、介護生活を送っていた。「当時はヤングケアラーという言葉はなかったんですが、弟が15歳、妹が12歳だった。母が倒れたので、私が母代わりで全てのことをやらないといけない状況になった」と振り返った。

父親は「典型的な家のことをしないタイプだった」といい、「私は18歳で大人でも子どもでもない年齢で、振り向くと弟と妹がいたこともあって。父が飲んだくれで、母は障がいがある。自暴自棄になってもおかしくない状況でした」。

その上で「私が人生を諦めたら後悔する。ここで終わって良いのかという気持ちもありましたし、その日生きるのに精いっぱいだった。先のことは考えていない感じでした。切羽詰まっていたからこそ、頑張れた状況でした」と明かした。

当時の状況について「ヤングケアラーの支援があっても、私は強がっていたかも」と告白。「私はできていますからと言ってたかな。父も『うちは娘がやっていますから大丈夫』と言っちゃってました」と話した。

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