プレミア12に臨む侍ジャパンに選出されている楽天早川隆久投手(26)が21日、決意を新たにした。前日は20年ドラフト組の藤井聖投手(28)、内星龍投手(22)、今季限りで戦力外となった高田孝一投手(26)と同期会を行った。「孝一がトライアウトを受けるようなことを言ってて、『できることはやって頑張ってくる』と聞いて、自分も頑張ろうという気持ちをもらいましたし、彼にも頑張ってもらいたい」と力を込めた。
現役続行を目指す高田を思い、自ら動いた。秋季練習の休養日だった19日は、仙台市秋保にある慈眼寺を訪れた。「お守りを買ってきて彼に渡しました」。11月14日にZOZOマリンで行われる12球団合同トライアウトに臨む予定の同期の背中を押した。
早川はプレミア12に向けて調整を進めていく。23日に宮崎へ移動し、24日のフェニックスリーグで3イニングか50球を目安に登板する予定。その後は1度帰仙してチーム練習に合流、28日に侍ジャパンの秋季キャンプが行われる宮崎に再び戻る予定だ。
24日のフェニックスリーグは6日オリックス戦以来の実戦登板となる。「いろいろな変化球もそうなんですけど、真っすぐの使い方をもうちょっと海外向けというか、外国人向けの配球をしていければと思っていて、そこをちょっとやっていきたい」と意気込んだ。