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【ソフトバンク】近藤健介「緊張感を持ちながら戦いたい」攻守でチームを日本一へ導く


ソフトバンクの外野手・近藤健介が、日本シリーズでの活躍を誓い、強い意気込みを見せています。彼は、右足首の捻挫から復帰し、CSファイナルステージでの活躍を経て本調子を取り戻しました。今回のシリーズでは、守備にもフル出場する意欲を示し、バットも絶好調をキープしています。特に第3戦では、打率5割4分5厘、1本塁打、3打点を記録しました。故障の影響を感じさせないプレーと、過去の日本シリーズの経験を活かしつつ、チームを日本一に導くことを目指します。今後の練習と本番でのパフォーマンスが注目されています。

17日、日本ハム戦の1回、近藤は右越え勝ち越し2点本塁打を放つ

ソフトバンク近藤健介外野手(31)が「セ・パ頂上決戦」で完全復活を遂げる。26日から日本シリーズが開幕。CSファイナルステージで右足首の捻挫から戦列復帰した背番号3は「1戦1戦、緊張感を持ちながら戦いたい」と気合十分だ。守備も含めたフル出場への意気込みを問われ「もちろん」と即答した。

日本ハムとのCSファイナル開幕の16日にぶっつけ本番で復帰。全3試合「5番DH」で先発出場したが、患部の負担を考慮して守備には1度もつかなかった。ただ、同シリーズになると第1、2、6、7戦と指名打者のないセ本拠地で最大4試合ある。近藤は「状態を見ながら」としつつ「後退せずに、良くなるように努めていきたい」と前向きだ。

バットは絶好調だ。18日の第3戦では1試合4安打を放つなど3試合で打率5割4分5厘(11打数6安打)、1本塁打、3打点。ブランクを感じさせない活躍を見せ、チームを無傷3連勝でCS突破に導いた。不安視していた走塁も「走れるようには、ある程度なってきているので」と手応えを得た。

日本ハム時代の16年以来、自身3度目の日本シリーズ出場となる。過去2度の大舞台は20打数3安打、打率1割5分だ。8年前を振り返り「全然、若かった(23歳)ので。先輩方についていく形だった。今年はまた違うと思う。緊張感であったり、雰囲気を楽しみながらやっていきたい」。この日チームは完全休養で20日から全体練習を再開する予定。本番まであと6日。鷹のキーマンは攻守でチームを日本一へ導くつもりだ。【佐藤究】

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