北海道コンサドーレ札幌ペトロビッチ監督が18日、67歳の誕生日を迎えた。札幌・宮の沢でのアウェー名古屋グランパス戦(19日、豊田ス)前日練習前には選手から靴のプレゼントで祝福され、練習後には報道陣から愛称「Mischa」(ミシャ)の刺しゅうが入った作務衣(さむえ)をプレゼントされた。サンフレッチェ広島の監督に就任した06年に来日。12年から浦和レッズで6シーズン指揮を執り、18年からは札幌。「日本での19回目の誕生日。自分自身の仕事にも誇りを持っていますが、まずは3クラブで関わってきた全ての方々に本当に感謝を示したい」と話した。
「19回目の今年が一番難しい誕生日」と話すと、表情が曇った。現在J1で19位。「シーズンを通して私の仕事がそこまで十分にできなかったということの裏返し」と受け止める。ただ、残り5試合での残留を諦めるつもりはない。「可能性は残しているので、全力を尽くして最後の最後まで戦いたい」と奮起する。
勝ち点3を獲得しなければ、希望の光が薄らぐ名古屋戦。「ただ守ってるだけでは勝てないので、リスクを負って勝ちにいきたい」と強く誓った。1日遅れの最高のバースデープレゼントを手にする。