阪神は14日、藤川球児氏(44)の次期監督就任を発表した。
阪神では野手出身の監督が6代続いていた。投手出身では02~03年の星野仙一以来。生え抜きに限ると村山実(70~72、88~89)までさかのぼる。
また、藤川氏は日米通算811試合に投げたが先発は19試合だけ。「リリーフ専門」だった選手の監督就任は阪神で初めて。
他球団では歴代最多の日米313セーブで、現在ヤクルトを率いる高津臣吾監督が代表的。ロッテ吉井理人監督は日米通算121勝、62セーブと先発、リリーフの両方で活躍した。
リリーフ経験豊富な監督は過去には横浜の牛島和彦、広島の佐々岡真司、中日の森繁和、与田剛らがいる。
村山実氏(第2期)のあとの阪神監督は以下の通り。カッコ内は現役時の主なポジション。
90~95年 中村勝広(内野手)
96年 藤田平(内野手)
97~98年 吉田義男(内野手)
99~01年 野村克也(捕手)
02~03年 星野仙一(投手)
04~08年 岡田彰布(内野手)
09~11年 真弓明信(内野手)
12~15年 和田豊(内野手)
16~18年 金本知憲(外野手)
19~22年 矢野燿大(捕手)
23~24年 岡田彰布(内野手)
25年~ 藤川球児(投手)