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早実エース・中村心大、完投勝利&勝ち越し打と投打で躍動「優勝目指して1戦1戦全力で」/東京


5安打2失点14奪三振で完投した早実の先発、中村(撮影・保坂淑子)

<高校野球秋季東京大会:早実5-2修徳>◇13日◇2回戦◇スリーボンドスタジアム八王子

今夏、甲子園出場の早実が、終盤の逆転で2回戦を突破。先発のエース中村心大投手(2年)が投打に躍動した。

2点ビハインドで迎えた8回裏2死。同点に追い付き、なおも2死一、二塁。打席に入った中村は「イケイケだったので、初球甘い球がきたら打つって決めていました」と、直球を捉えると、打球は中前へ転がり勝ち越し打に。この後、さらに2連打と続き、一挙5点を挙げ、一気呵成(かせい)に試合を決めた。

投げては2回に味方エラーも絡み2失点も「3回からは、少しだけ内に投げる意識に修正した」と、5安打2失点、14奪三振で完投した。

新チームは一戦ごとに成長している。修徳のエース、築田駈翔(はくと)投手(2年)の直球とチェンジアップでタイミングを外され、7回までわずか2安打無得点。敗戦のムード漂う中も、和泉実監督(62)に「慌てるな。どこかでチャンスはくるから我慢しろ」と声をかけられ前を向いた。和泉監督は「今日勝ったことで、少し度胸がついたんじゃないかな」と評価すると、新チームから主将を務める中村も「今まで自分たちの気持ちの弱さが出て、こういう勝ち方、試合の雰囲気はなかなかできなかった。チームとしてひとまわり成長できた。この雰囲気を強めていきたい」と、手応えを口にした。

目指すは甲子園夏春連続出場だ。「難しいと思いますが、やらなければいけない。優勝目指して1戦1戦全力で。今日の課題を次戦までに突き詰めていきたい」と中村。一戦ごとに自信をつけ、強く、たくましく成長していく。

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