<パ・CSファーストステージ:日本ハム0-2ロッテ>◇第1戦◇12日◇エスコンフィールド
日本ハム新庄剛志監督(52)が、ロッテ佐々木朗希投手(22)の8回9奪三振無失点の投球に脱帽した。
この日は8回まで4度の先頭打者が出塁するも、2つの併殺などでつながりを欠いた。150キロ後半の直球とフォークやスライダーに翻弄(ほんろう)され、8回5安打2四球無失点9奪三振の好投を許した。
新庄監督は「何も動けなかったっていうね。ランナー出なかったしね、そんなに。しかし、ワンバン投げないですね。コントロールもよかったし、気合が入ってましたね、今日」と佐々木を絶賛した。
CSファイナルステージ進出へ早くも後がなくなったが、「明日ね、とにかく今までやってきたこと、自然体でね。『自分が自分が』って思わずに。そうなってくると、ボール球も手出してね、裏目になるんで。で、ピッチャーはもうバックを信じて、思い切ってストライク先行でいってもらえたら。あとはもう結果がどうなるかは、もう終わってみないとわからないんで」と話した。
13日の第2戦は今季7勝6敗の金村尚真投手(24)が先発予定。また、今季先発で10勝をマークした山崎福也投手(32)がブルペン待機する。