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ダルビッシュ「オフに入るのはちょっと実感がない」7回途中2失点、大谷封じも痛恨2発で終戦


ドジャース対パドレス ドジャース対パドレス パドレス先発のダルビッシュ(撮影・菅敏)

<ナ・リーグ地区シリーズ:ドジャース2-0パドレス>◇第5戦◇11日(日本時間12日)◇ドジャースタジアム

悔しさをのぞかせつつも、パドレスのダルビッシュ有投手(38)は最後まで顔を上げて、思いを口にした。「ここでオフシーズンに入るのはちょっと実感がないというか…」。2回に先制ソロを浴びたものの、その後は14打者連続で凡退。ド軍山本との緊迫した投げ合いに持ち込んだ。ところが、7回1死から再び1発を浴び「2本目の本塁打が痛かった。すごく悔やまれます」と吐露した。

痛恨の2被弾も、熟練の投球術は貫禄十分だった。開幕前に掲げた「打倒ド軍」の目標には、あと1歩及ばなかった。それでも、第2戦の7回82球、この日も7回途中77球と、少ない球数で効率良くアウトを重ねる投球術は、日米通算20年目の「新境地」だった。「どの球でもどのカウントでも、ある程度ストライクが投げられた。ここまで何でも投げられる状況は今までなかった」。打線のカギを握る大谷に対しては、3打数無安打2三振。今PSでは、6打数無安打3三振と完璧に封じた。「いろいろと考えていたやり方をうまく出せたと思います」と、納得の表情だ。

長期離脱から復帰以降は、ジョギングのほか、脳と体に刺激を与える目的で軽めのノックを受けるなど、新たなルーティンを取り入れた。「自分は野球しかできない。プロとして自分を改善していくことは大事じゃないかと思います」。パ軍との契約は42歳となる28年まで残っているが、依然として向上心は変わっていない。「人生で言うと、死ぬ間近(笑い)。だから、死にたくないというところが強くて…。なるべくもがきたい」と、まだまだ過去を振り返るつもりはない。

メジャー13年目。またしても世界一への夢はついえた。だが、うつむく必要はない。「まだもっと良くなる可能性はあると思います」。今のダルビッシュには、おそらく38歳の自覚はない。

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