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【ドラフト吉報待つ】甲子園V経験の太刀岡蓮は50m5秒8&送球速度153キロ 経営学修士も取得


プロ入りを目指すGXAスカイホークス・太刀岡蓮(撮影・金子真仁)

プロ野球ドラフト会議が10月24日に行われる。プロ志望届を提出した選手、ドラフト指名を待つ選手。吉報を待つグラウンドに、日刊スポーツの記者が思いを尋ねに向かった。

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逆輸入オールドルーキーの誕生へ虎視眈々(たんたん)、だ。神奈川・大和市に拠点を置く硬式クラブチーム「GXAスカイホークス」に所属する太刀岡蓮外野手(25)もプロを目指す1人。現在はチーム練習に参加している。「プロになりたい夢は捨て切れていないですし、本当の夢であるメジャーリーガーになれたらという夢もまだあきらめていません」と強い思いを口にする。

太刀岡蓮、たちおか・れん。印象的な名は、7年前にお茶の間に響いた。17年夏、花咲徳栄(埼玉)の1番打者として西川愛也外野手(現西武)らとともに甲子園優勝を達成した。「高校当時は愛也にはかなわないと思いましたけど、今ならいい勝負ができると思っています」。シーズン終盤には西武の3番に座った好打者にも負けん気を見せる。

卒業後は首都圏の大学に進学したものの「合わない部分もあったり、もともとアメリカにとても興味があったので」と退学し、米アイオワ州の短大に進学。その後サザン・インディアナ大に進み、メジャー4球団から視察を受けるまでの選手に成長した。打率は4割近くをマークした時期もあり、ベストナインも獲得。今年はMBA(経営学修士)も取得した。「野球も勉学もどっちも極めたくて」と胸を張る。

メジャー入りを夢見たため、NPB球団の入団テストにタイミングがなかなか合わなかった。

ネックは25歳という年齢だ。「年齢で見られてしまう厳しさは感じます。あと2、3歳若ければ、というのは…」と太刀岡も言う。たたき出す数値は“後輩たち”にひけを取らない。

「50メートル走は最新の記録で5秒81です。遠投は100メートルは行くと思うんですけど、さすがに120メートルまでは。アメリカで外野からの返球スピードを測った時は95マイルでした。153キロ、くらいかなと」

全国制覇は今は昔。でも「甲子園行けなかったり、甲子園も初戦で負けてたら、ここまで上を目指して野球やってなかったかもしれないですね」と、今の自分の礎になる。25歳の壁をぶち破るだけのエネルギーは付けてきた。【金子真仁】

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