ドジャース大勝、カーショー「僕らは、とても逆境に強い」大谷が適時打、８投手継投で完封勝ち

第4戦でパドレスに勝利し逆王手をかけ、ナインとタッチをするドジャース大谷（中央）（撮影・菅敏）

＜ナ・リーグ地区シリーズ:パドレス0－8ドジャース＞◇第4戦◇9日（日本時間10日）◇ペトコパーク

ドジャースは12安打8得点で打線がつながり、8投手の継投でパドレス打線を無得点に封じた。シリーズ2勝2敗のタイとし、突破をかけて本拠地で第5戦を迎える。

「2番右翼」で出場したムーキー・ベッツ外野手（32）が1回、2試合連続となる先制アーチで勢いをつけると、2回に大谷翔平投手（30）と連続適時打で追加点を奪った。3回までに5点リードし、7回にはギャビン・ラックス内野手（25）の3ランで試合を決めた。

先発の駒不足で、この日は救援陣をつなぐブルペンゲームだった。8投手の継投で完封勝ち。故障により、シーズンの登板がなくなったベテラン左腕のクレイトン・カーショー投手（36）は、「僕らは、とても逆境に強い。昨日は負けたけど、テオ（T・ヘルナンデス）が満塁弾を打って、1点差に詰め寄った。皆それぞれが、互いを信じている。しっかり仕事ができると、固い信頼がある。見ている側としても、楽しい」と話した。