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【日本代表】三笘薫、敵地サウジアラビア戦3戦全敗も「まったく意識してない」歴史的1勝つかむ


サウジアラビア戦を前にリラックスした表情でボール回しをするMF三笘薫(撮影・岩田千代巳)

【ジッダ(サウジアラビア)9日=岩田千代巳】過去最強の攻撃陣が、難攻不落の要塞(ようさい)を陥落させる。26年W杯北中米大会アジア最終予選で、日本代表(FIFAランキング16位)は10日(日本時間11日深夜)、サウジアラビア代表(同56位)と対戦。相手は会場のキング・アブドゥラー・スポーツシティーでW杯予選負けなしを誇る。9月の2戦で大勝した日本が、MF三笘薫(27=ブライトン)ら自慢の攻撃力で歴史的な1勝をつかむ。

   ◇   ◇   ◇

鬼門も、相手の不敗神話も関係ない。左ウイングバック(WB)で先発が予想される三笘は、アウェーのサウジアラビア戦で3戦全敗のデータにも「(意識は)まったくしてない」ときっぱり。その上で「それだけ難しい場所。最初に試合の入り方で決まってくる。自分たちがいい運び方ができれば、関係なくなってくる」と自信をのぞかせた。

6万人収容の同会場は14年5月に完成以降、サウジアラビア代表がW杯予選を12試合戦って10勝2分けと無敗。日本は17年にFW岡崎慎司が、21年にはFW大迫勇也が何度も決定機を迎えたが、相手GKの好守もあり無得点に終わった。前日8日の練習では気温34度、湿度59%と、中東の酷暑は変わらず。まさに難攻不落の要塞(ようさい)だ。

攻略の鍵を握るのが、三笘だ。対面でマッチアップが予想されるのは、セリエAのローマ所属で攻撃力を誇るDFアブドゥルハミドになる。WBとして守備でも重要なタスクを担うのは分かっており「失点するとアウェーでは難しい。まずは守備からしっかり考えたい」。守りを念頭に置きつつも、必殺のドリブルという鋭い刃を忍ばせている。

「僕のところで負けなければ、サイドのところで突破されることはない。ウイングになったときに、今までのようなプレーをして、後ろで負けなければ、基本的にはサイドで負けることはない」と、攻守で左サイドの制圧をイメージする。

サウジアラビアは1勝1分けでC組2位。首位の日本にとって前半戦のヤマ場だ。「この2試合を勝てれば、相当大きな勝ち点になると思う。勝てる能力はあるチームだと思う」。不敗要塞を陥落させて、歴史的得点と勝利をつかみとる。

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