【鹿島】鈴木優磨「選手の責任」「クラブとしても本当に岐路に立っている」監督交代へ思い語る

トレーニングする鹿島アントラーズFW鈴木優磨（撮影・佐藤成）

J1鹿島アントラーズは9日、茨城・鹿嶋市の練習場で、コーチから昇格した中後雅喜新監督（42）のもと新体制初練習に臨んだ。

チームは6日にポポビッチ監督の解任を発表。中後コーチが監督に就任し、本山雅志氏（45）と羽田憲司氏（42）もトップチームの新コーチになることが決まった。チームトップの13得点をマークしているFW鈴木優磨（28）は「選手の責任がまず一番あるので、そこは申し訳ないなという風には思いますね」と前監督への思いを口にした。

新監督については「サッカーをよく見て、サッカーを知ってる方なので、鹿島らしさというのはまた出していくんじゃないかなという風に思います」と期待。5年で5人の監督交代には「選手の責任はまずあるので、僕らもそれは監督が変わるたびに思います」と自省。「僕たちがやることはピッチでやることやるしかない。クラブとしても本当に岐路に立っている。ここからまた常勝になっていけるのかという難しい場面であるのは変わりないと思います」と危機感を口にした。