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【C大阪】阪田澪哉、5日浦和戦で3試合連続先発へ 夏のオファー断って阪田時代の到来なるか


C大阪阪田(24年6月18日撮影)

セレッソ大阪でブレークの兆しを見せるMF阪田澪哉(20)が、5日の敵地浦和レッズ戦に3試合連続で先発することが4日、決まった。

この日、オンラインで取材対応した阪田は「試合に出ているからには得点、アシストが求められる。勝利に貢献することで、自分の結果もついてくる。攻守で貢献したい」とコメント。J1通算9試合目、今季5試合目で記念の初ゴールを狙う。

右ウイングバックに定着しつつあり、前々節柏レイソル戦で今季2度目の先発を果たし、前節ガンバ大阪戦でも、得意のドリブル突破で相手の急所を突いた。数字の結果があれば、阪田時代到来も夢ではない。

「自分の特長を出しやすいポジションだし、ハードワークもその1つ。浦和はスピードのある選手がいるが、自分も持ち味にしているので負けたくない」

京都・東山の2、3年時に全国高校選手権に連続出場した阪田は、2年時は松木玖生の青森山田に準々決勝で、3年時は決勝で岡山学芸館に敗れた。大舞台で示した攻撃センスは、そのままC大阪でも開花しつつある。

今季前半戦はほとんど出場機会がなく、夏には関東のJ1クラブから熱烈なオファーが届いた。最終的に現場の総意として「阪田は必要」と交渉は流れた。20歳のMFがいなければ、現在9位の順位はなかったかもしれない。

独特の前傾姿勢で仕掛けるドリブルや、ゴール前で強引にシュートを放つ姿は、クラブOBで元日本代表FWの大久保嘉人さんをほうふつさせる。最近になって髪の毛を伸ばし始め、プロ2年目で生まれた心の余裕が、プレーにも好影響を与えている。

信頼して送り出す小菊昭雄監督(49)も言う。

「クラブの未来を背負って、チームを引っ張ってほしい。それだけの能力を兼ね備えている。試合を重ねるごとに、どんどん成長している」

それまで4連敗していたC大阪が、阪田の出場機会が増えると、ここ3試合は2勝1分け。シーズン最終盤で、C大阪の上位進出の切り札になっている。

◆阪田澪哉(さかた・れいや)2004年(平16)5月11日、京都市生まれ。東山2年時の21年度全国高校選手権で8強、3年時は準優勝。23年C大阪入りし、同年4月5日ルヴァン杯京都戦でプロデビュー、6月7日天皇杯2回戦ハリマ戦でプロ初ゴール。J1通算9試合(今季5試合)無得点。170センチ、64キロ。

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