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【ACLE】神戸DF酒井高徳が復活の決勝点「この時期を自分が頑張らなきゃ」チームを加速


神戸対山東 後半、勝ち越しゴールを決める神戸酒井(撮影・前田充)

<アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE):神戸2-1山東>◇2日◇1次リーグ東地区◇第2戦◇ノエスタ

ヴィッセル神戸がホーム初戦で、前回大会で8強の山東泰山(中国)を下した。

先制しながら同点に追い付かれた神戸だったが、後半6分、DF酒井高徳(33)がゴール前でのこぼれ球をコントロールし、右足を振り抜いて決勝ゴールを決めた。「今日はボックス(ペナルティーエリア)付近に自分が入っていけることが、チームとしてオプションになると思っていた。パスを探してチャンスをなくすんだったら思い切りっていうのが頭に浮かんだ」と打ったシュートが、今大会初勝利をもたらした。

酒井は6月30日の鹿島アントラーズ戦で右第4趾基節骨を骨折。離脱が続いた後、9月17日のブリーラム(タイ)との第1戦で復帰を果たした。全体練習合流から1週間程度でピッチに立った復帰戦は「50~60パーセントぐらい」と万全から遠かったが、そこから試合をこなすとともにコンディションを上げてきた。その状態には吉田孝行監督(47)も「動きを見ても今までの高徳がやってきた寄せのスピードやアラートさが出せている。今日は決勝ゴールも入れてくれて、100パーセントになっていると思う」と太鼓判。絶大な信頼を置く選手の完全復活を喜んだ。

それでも酒井はさらなる貢献に意欲を見せる。「3カ月ぐらいチームに貢献できなかったのはすごく歯がゆかった。夏の時期にみんなが一生懸命頑張っていた分、この時期を自分が頑張らなきゃと思ってやっている。今はチームのためにっていうところが強い。もっともっと上げられると思うし、チームに貢献できたら」。リーグ連覇と天皇杯、ACLEの制覇に向け、酒井がチームをさらに加速させていく。【永田淳】

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