<アジアチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE):横浜4-0蔚山>◇2日◇1次リーグ◇第2戦◇日産スタジアム
横浜が蔚山(韓国)に4-0で下し、2戦目で初勝利を挙げた。
前半4分にMF渡辺皓太、同44分にMF西村拓真がゴールすれば、後半38分にFWアンデルソン・ロペス、後半47分にMF水沼宏太が追加点を奪った。第1節の光州(韓国)戦で7失点した課題の守備も安定した。8月24日のC大阪戦以来、公式戦8試合ぶりの無失点勝利。神戸は山東に2-1で勝利した。
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横浜が金科玉条とする「アタッキング・フットボール」が決まった。ブラジル人トリオを軸とした素早いサイド攻撃から前半4分に渡辺皓が、同44分に西村が、後半にもA・ロペス、水沼と得点した。どれも少ないタッチで連動し、スピードに乗った形だった。その攻撃力と表裏一体となり、もろ刃の剣だった守備がこの日は見違えるほど安定。9月はカップ戦含めた7試合(2勝5敗)で23失点と崩壊したが、ハッチンソン監督は「トランジション(攻守の切り替え)」を重点的に修正してきた。狙い通り10月最初のゲームで待望のクリーンシートを達成した。