元トルコ代表FWのセルハト・アキン氏(43)が、最大都市イスタンブールの路上で銃撃された。27日、自身のX(旧ツイッター)で明らかにした。
プロキャリアをスタートした同国1部フェネルバフチェで125試合41得点のアタッカー。現在は解説者を務めており、同クラブが欧州リーグでユニオン・サンジロワーズ(ベルギー)を2-1で破った試合の解説を終えた後に、事件に巻き込まれた。地元放送局のスタジオを出たところで襲撃された、と複数メディアが伝えている。
英紙サンなどによると、マスクをかぶってアキン氏に近づき、発砲してバイクで逃走した男の姿が防犯カメラに映っていた。アキン氏は右足に銃弾を受け、緊急搬送され、手術を受けたという。
その後、Xに生々しい写真を投稿しあ。被弾した右足首と路上に血が飛び散った様子をアップし「最期の言葉はフェネルバフチェだよ」と、死も意識したコメントを添えている。