ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選で日本代表と同じC組を戦うサウジアラビア代表FWが、転落事故に遭い、集中治療室(ICU)で処置を受けている。
所属する同国1部アルシャバブや英BBCなどによると、ファハド・アルムワラド(30)が12日、休暇を過ごしていたUAEの自宅アパートの2階バルコニーから転落した。頭蓋骨や首を骨折しており、危険な状態だという。
地元警察が事故を確認し、捜査中。アルシャバブは「捜査が終わり次第、管轄当局に結果が報告される」と説明している。
アルムワラドは国際Aマッチ78試合に出場する快足のウイングプレーヤー。17年9月5日のW杯ロシア大会アジア最終予選の最終戦で、日本を相手に後半に決勝点を奪い、チームを本戦出場へと導いている。
今月行われたW杯アジア最終予選でも2試合に途中出場している。サウジアラビアは来月10日にホームで日本と対戦する。