starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

「落ち着いて~」阿川佐和子が仲裁「TVタックル」国民負担めぐり元市長と起業家が激論


阿川佐和子(2023年1月撮影)

元明石市長の泉房穂氏と一般社団法人リディラバ代表理事の起業家、安部敏樹氏が、29日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演し、景気対策について激論を繰り広げた。

自民党の石破茂新総裁に求める今後の政策の話題の中で、進行の阿川佐和子から「不景気をどうやったら景気をよくできるの?」と切り出されると、まず泉氏が「簡単ですよ、国民の手元にお金を残るようにすれば良いのであって、給料を上げなくても方法はあります」と即答。「可処分所得を増やせばいいんですから、税金を下げるか、保険料を下げるか、さまざまな負担、例えば子育て費用とか介護費用を無償化とか軽減すると、使えるお金は増えます。国民の手元のお金を増やせばいいと思いますよ」と説明した。

ここで安部氏は「とはいえ、どこかから原資を持ってくるわけですよ。再配分したり無料で使ったってもらえるものが増えるって話でいえば、その余剰分を作っていくのは誰でどうなるのか」と、代わりの負担が発生することを指摘。泉氏はすかさず「今すでに、お金の使い道が違うと思うんですよ。日本ってイギリスやカナダと同じくらい5割近い(国民の)負担になっていて」と語ると、その点は安部氏も同調。泉氏は「だけど他の国がやれているような教育の無償化も子育て費用の無償化もできていない。同じだけ負担しているのに、なぜ日本だけが国民に冷たいのかというと、金権政治とか裏金にもつながっていて、お金をくれる人のために便宜を図るかのかようなお金の使い方をしている。国民のために金を使えばいい」と持論を展開した。

これに対し安部氏は「それで言うと、僕も国民負担率は高いと思ってますけど、国民という主語がでかすぎて、何で国民負担率高いのか?といったらシンプルですよ、少子高齢化ですよ」と断言。泉氏はすぐに「違いますよ!違います!それはお金が使い方が間違っているからですよ」と声を張り上げた。

進行の阿川が「落ち着いて~」と仲裁すると、泉氏は冷静に戻って「ごめんなさい」と謝罪。安部氏は少し表情を柔らかくしながら「教育費の無償化をしましょうとか、何かをしたとしても、その分だけ追加で(原資が)必要なわけだから、内訳を変えるか、増やすしかない」と持論を続けた。

このやりとりを聞いていた元NHKのジャーナリスト岩田明子氏は「(企業の)内部留保が今、600兆円もあるわけですから。これをどうして賃上げの原資に使わないのかな、と思う」と、企業の対応にも改善の余地があると指摘した。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.