【神戸】畳みかける攻撃で白星掴み首位に肉薄「自分にも人にも厳しくやってくれてる」吉田監督

神戸対C大阪　前半、ゴールを決める神戸Mトゥーレル（撮影・石井愛子

＜明治安田J1：神戸2－1C大阪＞◇13日◇第30節◇ノエスタ

序盤からエンジン全開で戦ったヴィッセル神戸が、リーグ再開戦を最高の滑り出しとなる白星で勝ち点3を積み上げた。

前半20秒で右サイドを崩してC大阪ゴールに迫ると、その好機で得たCKから先制点。主導権を握る展開の中で、畳みかけるように追加点も決めた。DF酒井やMF山口が離脱する中での貫禄の勝利に、吉田監督は「自分に厳しく、人にも厳しく、同じ画を描きながらやってくれている」とベテランを中心とした選手をたたえた。

17日にアジア・チャンピオンズリーグ・エリート（ACLE）開幕を控え、この再開戦から24日で7戦をこなす過密日程が待っているが、連覇への思いは高まり続ける。FW宮代は「自分たちは目の前の試合で100パーセントを出せるかに懸けている。ACLE含めて1試合も手を抜くことはない」。リスタートに成功し、首位に肉薄した神戸は、ここからもフルパワーで戦い続ける。