世界最高峰イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティーのトロフィーツアーで来日中のショーン・ライトフィリップス氏（42）が13日、都内で取材に応じ、日本代表MF三笘薫（27＝ブライトン）に強い関心を示した。
リーグ4連覇を果たし、FIFAクラブワールドカップ（W杯）とFA杯も含めた3つのトロフィーを持ってアジアを訪問中。3度目のツアー同行となるライトフィリップス氏は「いつも日本に帰ってくるのはうれしい。人が大好き。みなさん温かくておもてなしが素晴らしい」と、まず喜んだ。
三笘やMF遠藤航（31＝リバプール）DF冨安健洋（25＝アーセナル）MF鎌田大地（28＝クリスタルパレス）DF菅原由勢（24＝サウサンプトン）ら、多くの日本人選手がプレミアリーグでプレーするようになった。中でもお気に入りは三笘だといい「彼のプレーは大好き。席から落ちそうになるくらいワクワクをもたらしてくれる」と、快速アタッカーとしてならした現役時代を思い起こしながら語った。
三笘への賛辞は止まらない。「最終的に僕たちはエンターテイナーだと思っている。三笘選手は見事にやっていて、彼がボールを捉えると全員が身を乗り出してしまう。何かすごいことが起きるという思いにさせてくれる」と続けた。
マンチェスターCに加えたい日本人を問われると「三笘！ 間違いない」と即答。「今はドク選手とサヴィーニョ選手がいるのでちょっと契約が難しいかなと思うけど、彼らが入る前は三笘と思っていた」と本音を明かした。
オファー金額については「私はスマートなビジネスマン。彼の契約を、うまく様子を見て、スッと取りたい」と笑わせていた。【佐藤成】
