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韓国サッカー界内紛 KFA労働組合が鄭夢奎会長を痛烈批判「次期会長選出馬は辞退しろ」


洪明甫監督(2024年2月21日撮影)

韓国サッカー界に内紛が起きた。韓国サッカー協会(KFA)労働組合運営委員会は12日に声明文を出し、同協会の鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長(62)の会長選辞退を促した。

来年1月に任期が終わる同会長は、今年12月に行われる次期会長選への出馬意欲を見せているが、同委員会は「出馬は辞退すべき。早急に不出馬を宣言し、残りの任期は、危機の韓国サッカー界のために務めるだけにとどめるように」と発表した。

韓国代表は、ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選の初戦(5日)でパレスチナに0-0で引き分けるなど、低迷中だ。同代表監督として洪明甫(ホン・ミョンボ)氏を招聘(しょうへい)した際の過程も不透明で、多くの技術委員が辞退するなど、監督選任の明確な基準を示せなかった。

ホームで行われたパレスチナ戦では試合前から、観客席のファンは「チョン・モンギュ出て行け」コールを続け、横断幕も掛けられていた。KFA内部だけではなく、ファンも不信感を募らせている状況だ。

同委員会は「我々の立場もファンと同じで、これ以上我満はできない。数々の失敗にも、実際に重要なことを決めた会長と執行部は隠れて、罪のない若い幹部と職員らを矢面に立たせた」と怒りを爆発させた。

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