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【日本代表】三笘薫、完璧アシストに「なるべく最短距離にトライ」大勝にも1ミリの慢心もなし


バーレーン対日本 前半、パスを出す三笘(撮影・パオロ ヌッチ)

<FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選:バーレーン0-5日本>◇10日(日本時間11日)◇C組◇第2戦◇リファー

【リファー(バーレーン)=佐藤隆志】日本代表MF三笘薫(27=ブライトン)が2試合連続で先発出場し、チーム3点目をアシストした。

左のウイングバックに入り、献身的な守備をこなしながらスルーパスが入れば、一気に加速してDFラインを突破する動きでチャンスメーク。3点リードで迎えた後半19分には、鎌田大地のスルーパスから左サイドを素早く抜けだし、ゴール前へグラウンダーの丁寧な折り返しのパス。ゴール前でへフリーで走り込んだ守田英正は押し込むだけだった。4-0としたところで、お役御免とばかりにベンチに下がった。

「よりゴールに近い形っていうのはブライトンでもやっていますし、4点目もそうですけど、なるべく最短距離っていうのは最近トライしているところなので、そこは少しずつかみあってきているところかもしれない」

この得点につながった場面もそうだが、三笘が手応えを感じているのはチーム全体に生まれている「考える時間」だ。

5日の中国戦の先制点の場面。右サイドの堂安律が対角の左ペナルティーエリアの角、通称「ポケット」に走り込む三笘の動きをつかみ、長いクロスボールを入れたことからゴールが生まれた。この日も、ボールを持った選手が、逆サイドで走り込む選手を意識するなど、ボールを連続してつなぐ中で、さらなる動きが次々と生まれている。

三笘は「ボールを持てる時間が増えている分、自分たちが前に押し込めるところで、より逆サイドの入るところだったり、ポケットのところは余裕がある。自分たちが考える時間があってできる」。森保ジャパンは熟成の一途をたどっている。

すぐブライトンに戻り、中3日でリーグ戦(対イプスウィッチ)が控える。「ブライトンはサイドハーフなので代表とは全く違いますし、強度もポジショニングも考えることも違う。それをすぐにアジャストしていかないといけない。監督が求めることをすぐにできないと、ブライトンでもスタメンは取れない。本当に帰ってから勝負は続く」と浮かれた様子は1ミリもない。

次の10月の相手は、前回の最終予選で負けているサウジアラビア。「今回の試合もうまくいっているので、その共通認識だったり、まず失点しないということが大事かなと思う」。そう言って表情を引き締めた。

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