＜FIFAワールドカップ（W杯）北中米大会アジア最終予選：バーレーン0－5日本＞◇10日（日本時間11日）◇C組◇第2戦◇リファー
日本（FIFAランキング18位）が、敵地でバーレーン（同80位）を一蹴し、開幕2連勝とした。最終予選のアウェー最多となる5得点で快勝した。
先発起用されたMF鎌田大地（27＝クリスタルパレス）は、先制点のPKを誘発するなど期待に応えた。出番のなかった初戦の中国戦で7－0で勝利し、この日は難しい敵地でも勝ち切った。「ホームですごく良い形で終われたことはすごく大事だった。最終予選はアウェーの試合が難しくなることは、多くの選手が前回で経験していた。そういう自分達が前回経験したことを、生かせたのがすごく良かったのではないかと思う」とうなずいた。
前半を1－0で折り返し、後半に4点を加えた。「アウェーでこの暑さで前半は相手もモチベーション高くやるのはわかっていた。ぼくたちは、自分達がやるべきことをやって、誰ひとりとして軽い守備だったりはなかったと思う」とし、「そういう中で耐えて1点取れたことで、後半相手も間延びしていたと思う。難しい試合でしたけど、やはり前半の内容がすごく大事だったと思います」と90分トータルでの勝つというチーム内での意思統一ができていた。
2試合合計12得点0失点と出場選手全てがハイパフォーマンスを披露した。「本当に良い選手がそろっている。常にギラギラした選手がいっぱいいるなかで、ポジション争いもかなり難しいものになっている。1人1人がすごく良いモチベーションでやれていることがすごくいいこと」と現状に言及。「代表だけでなく、所属チームに帰れば、難しいポジション争いがある。しっかり自チームで良い活躍をして代表に戻ってくることがすごく大事なことだと思う」と今後を見据えた。
