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【日本代表】伊東純也、復帰戦で1G1A「ゴールできて良かった」ゴール裏サポに感謝の一礼


日本対中国 後半、ゴールを決め、久保建英(手前)と抱き合い喜ぶ伊東(撮影・垰建太)

<ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選:日本7-0中国>◇5日◇C組◇第1戦◇埼玉

8大会連続のW杯出場を目指す日本のMF伊東純也(31=スタッド・ランス)が、約7カ月ぶりの復帰戦となった中国(同87位)戦で1得点2アシストした。準強制性交致傷の疑いで書類送検され、後に嫌疑不十分で不起訴処分。再出発の試合で笑顔を取り戻した。

   ◇   ◇   ◇

後半18分、MF三笘と代わって途中出場を果たす。背番号14がライン際に姿を現すと、会場全体から大きな歓声が上がり、大きな拍手に包まれた。勢いよくピッチに入り、右ウイングの位置まで走った。定位置で上下動を繰り返すたびに、埼スタが揺れた

それだけでなく4-0の同32分、ペナルティーエリア内でMFからパスを受けると、左足を振り抜き、相手に当たってコースが変わって、ゴールに吸い込まれた。伊東の周りに歓喜の輪ができた。ベンチメンバーも全員が立ち上がり、祝福した。

イナズマの勢いは止まらない。同42分には右サイドから際どいクロスを供給。今度は逆サイドのFW前田の得点をアシストした。

準強制性交致傷の疑いで書類送検され、後に、嫌疑不十分で不起訴となっていた。「ホッとした。こういう区切りがつかないと、いろいろ難しい部分があると思う。そこは自分も納得して離れていた」。アジア杯カタール大会中の2月、週刊誌に性加害疑惑が報じられ、途中離脱した。「あの時は悔しい思いはあったけど、チームとして戦っているので仕方ない」。そこからが長かった。代理人弁護士を含め、ピッチ外で闘う日が続いた。3、6月のアジア2次予選は続けて招集外。代表に戻れなくなる不安もあったが、森保監督が密にコミュニケーションを取ってくれた。「毎回『守るために今回は入らない』という連絡をくれていた」と恩を感じ「(選ぶことで)いろいろ言われることもあると思うので。いろいろと考えてくれていたと思う」。離脱の事実は消えないが、ピッチに立った以上は結果で応えるだけだった。

試合後は「結果にこだわりたかったので、ゴールできて良かった」と安心した表情を見せ「応援してくださった方々の声は届いた。力になった」。最後はゴール裏に一礼した。「感謝の気持ちを伝えたくて、ああいう形になった」。考えていた、みそぎで再起した。

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