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【日本代表】“レジェンド主将”長谷部誠氏が代表コーチで“電撃復帰” Eフランクフルトも快諾


5月、引退会見で話をするサッカー元日本代表の長谷部氏

“レジェンド主将”が代表コーチへ-。日本サッカー協会(JFA)は29日、W杯北中米大会のアジア最終予選中国戦(9月5日、埼玉)、バーレーン戦(9月10日、バーレーン)に臨む日本メンバーとともに、今年5月に現役を引退した長谷部誠氏(40)の代表コーチ就任を発表した。26年のW杯本大会まで国際Aマッチ期間中に指導にあたる。

  ◇  ◇  ◇

日本代表で3度のW杯含む歴代最多81試合で主将を務めた長谷部氏が、コーチとして電撃的に代表に戻ってきた。メンバー発表会見で森保監督は「我々がアジアで確実に勝っていく中で、長谷部コーチが持っている欧州での経験は必要」と説明した。5月に現役を引退。EフランクフルトのU-21(21歳以下)チームのアシスタントコーチとして指導者生活をスタートさせたばかりだ。

日本と欧州を知り尽くす将来の代表監督候補のコーチ起用は、森保監督が熱望した。6月にドイツでの欧州選手権を視察した際、直接会ってオファー。クラブも「日本サッカーの発展のために」と快諾した。名波、斉藤、前田の3氏に続く4人目の新コーチ。日本協会の山本ナショナルチームダイレクターは就任期間について「26年のW杯もしっかりと視野に入れて考えている」とした。国際サッカー連盟(FIFA)が定める国際試合期間のみ日本代表に携わる。

18年のW杯ロシア大会では森保監督がコーチ、長谷部氏が主将だった。22年9月のドイツ遠征では3日間限定で“講師役”として森保ジャパンに加わった経験もある。指揮官は「より選手目線で、いろんなことを伝えられる武器を持っている」と期待を寄せる。

2年前にドイツで最上位から数え、4番目の指導者ライセンス「B+」を取得した。日本代表監督に必要な日本の最上位S級相当の資格取得には、最短でもあと5年かかる見込みだというが、これが将来の日本代表監督への1歩となるかもしれない。

◆長谷部誠(はせべ・まこと)1984年(昭59)1月18日生まれ、静岡・藤枝市出身。藤枝東から02年浦和に入団。07年に浦和でアジア・チャンピオンズリーグ制覇。08年1月からドイツのウォルフスブルクに移籍し、08-09年にリーグ優勝。13年夏にニュルンベルク、14年夏にEフランクフルトへ。22年に欧州リーグ(EL)優勝。ブンデスリーガでアジア選手歴代最多通算384試合に出場。日本代表は06年に初選出。国際Aマッチは114試合2得点。主将として81試合出場は歴代最多。W杯は10、14、18年と3度出場。16年7月にモデルの佐藤ありさと結婚し1女1男。

◆選手から代表コーチ 昨年12月の代表合宿に中村憲剛氏(43)と内田篤人氏(36)をロールモデルコーチとして帯同した例がある。ともにA代表活動参加は1度きりで、長谷部氏のような継続的なコーチ帯同は新たな試みとなる。

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