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【G大阪】「マジでもったいない」ドローも内容で圧倒 “超攻撃”復活感じさせる戦いでV争いへ


G大阪対FC東京 再三の決定機も実らず引き分けとなり落胆する両チーム(撮影・宮崎幸一)

<明治安田J1:G大阪0-0FC東京>◇7日◇第25節◇パナスタ

惜しくも勝利に届かなかったが、ガンバ大阪がFC東京を内容で圧倒し、リーグ再開戦で今後を期待させる戦いぶりを披露した。

相手を押し込み続けた試合の中で、象徴的だったのがDF陣の動きだった。センターバック(CB)の中谷進之介(28)と福岡将太(28)がFC東京陣内に果敢に入ってボールを受けては左右へ展開し、高い位置を取ったDF松田陸(33)とDF黒川圭介(27)の両サイドバック(SB)が突破やクロスからチャンスを作った。

右MF山下諒也(26)と左MFウェルトン(27)がサイドに張るのではなく中央に入り、高い位置を取ったSBを生かすことまで含めて、FC東京を分析した上での狙いだったといい、相手の前線からのプレス強度が高くなかったこともあり、もくろみ通りの展開となった。

両CBがゲームメーカーの役割をこなすほどの展開に中谷は「だからこそチームに厚みが出たと思うし、あそこまでCBが入って押し込めると、相手も下がらざるを得ない」と話し、福岡も「僕たちが前に出ることで、(鈴木)徳真やダワンがより前でプレーできるし、奪われてもすぐにプレッシャーをかけられて、リスク管理もしやすくなった」と手応え。以前に中谷が口にしていた「圧倒的に支配する」という言葉を体現するような内容でゲームを進められたことは、今後につながるものだと言えるだろう。

もちろん、これだけの戦いをしながらもホームで勝ち点1で終わったことは、満足できる結果ではない。中谷は「こういう試合を勝っていかないと上にはいけないと思うし、この展開で勝てないのはきつい。マジでもったいない」と唇をかみ、黒川も「仕留めきれないところが顕著に出てしまった。勝ち点3を落とした試合」と悔しさをにじませた。

それでもこの日の戦いは、6月30日FC町田ゼルビア戦の退場者を出すまでの戦いと並んで、今季の強さをうかがわせるものになったことは間違いない。【永田淳】

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