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【G大阪】序盤から圧倒しながらも無念のドロー 堅守は揺るがず勝ち点1は確保


G大阪対FC東京 前半、シュートを放つG大阪ウェルトン(撮影・宮崎幸一)

<明治安田J1:G大阪0-0FC東京>◇7日◇第25節◇パナスタ

ガンバ大阪とFC東京がぶつかった一戦はスコアレスドローに終わった。

ホームのG大阪がFC東京を圧倒する展開で試合は始まった。エースFW宇佐美貴史(32)を出場停止で欠きながらも、積極的な配球と仕掛ける姿勢を見せて攻め続け、FC東京ボールになっても即座に守備に入ってMF鈴木徳真(27)、MFダワン(28)のボランチコンビのラインまでで回収。FC東京に攻撃を許さなかった。

G大阪は前半23分にはMFウェルトン(27)のクロスからFWイッサム・ジェバリ(32)が決定的なヘディングシュートを放ち、同32分にも立て続けにチャンスを作ったが、パリ五輪帰りのFC東京GK野澤大志ブランドン(21)がことごとくセーブされ、1点が奪えなかった。

攻めながらもゴールを奪えないG大阪は、後半に入ってもあと1歩が届かず。良い形を作りながらも最後までネットを揺らすことができなかった。

それでもリーグ最少失点の守備陣が崩れることはなかった。後半2分にはFKからFC東京FW安斉颯馬(21)に飛び込まれたが、至近距離で頭で合わせたボールをGK一森純(33)が驚異的な反応でセーブ。終盤はFC東京に押し込まれる時間もあったが、最後まで失点を許さず、今季11度目のクリーンシートで勝ち点1を積み上げた。

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