ブラジルからパリオリンピック(五輪)に招待されていたブラジルサッカーのレジェンド、ジーコ氏(71)がバックを盗まれたとして被害届を提出したことを、パリの検察当局が26日、発表した。
ジーコ氏にとってオリンピックは幸先の悪いスタートとなった。自国の代表団によって招待され、オリンピックを観戦するためにパリに到着していたサッカーのレジェンドは、貴重品の入ったバックを盗まれた。パリ検察庁によると、バックはパリ19区で窓が開いた状態の車内にあったという。
ル・パリジャン紙によると、被害は50万ユーロ(約8250万円)に上り、バックの中には、高級時計ロレックス、ダイヤモンド、紙幣が入っていた。強盗抑制班が捜査にあたる。