<パリオリンピック(五輪)サッカー男子:日本5-0パラグアイ>◇24日(日本時間25日)◇1次リーグD組◇第1戦◇ボルドー競技場
FW藤尾翔太(22=FC町田ゼルビア)が途中出場から2ゴールを決めた。
後半29分から出場すると、7分後の同36分だった。FKからMF荒木遼太郎のゴール前へ入れたボールを頭で押し込んだ。
さらに後半42分、センターサークルからFW細谷真大が出したスルーパスで抜け出した。ゴール前へ持ち込むと冷静にGKとの1対1からゴールを決めた。途中出場から13分で2ゴールと決定力を見せつけた。
藤尾が好むリラックス術はアロマキャンドル。部屋を暗くしてキャンドルに火をともし、その香りに包まれることでリラックスする。今回の遠征にも町田担当の記者からプレゼントされたアロマキャンドルを持ち込んでいるが、その効果がさっそく出たようだ。
高さがあって足元の技術も安定している藤尾は、今季J1では8ゴールと活躍。首位を走る町田の好調を支えるストライカーが、五輪も大舞台でも輝いた。