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【東京V】鹿島から移籍の松村優太が初合流、ウイングバックもOK「より成長できるかなと思う」


ランニングする東京V松村優太(中央)

東京ヴェルディに鹿島から期限付き移籍で加入したMF松村優太(23)が24日、都内で行われたチーム練習に初合流した。

真夏の日差しを浴びながら約1時間ほどのメニューに汗を流した。ゲーム形式のメニューでは、持ち前の俊敏な動きを披露した。

合流初日の印象について「年齢が若い選手が多いし、僕も顔見知りが多い。その若いエネルギッシュな力でみんなが切磋琢磨(せっさたくま)している印象は初日から受けました」と好意的に話した。

今回、移籍を決断した理由は「プレーすること」。今季の鹿島ではリーグ戦での先発出場がなく、7試合の出場にとどまっている。ただし東京Vは若い力が躍動し、ここまで9位と大健闘。それだけに「ここに来たからといって確約があるわけでない。競争がある中で勝ち取っていくことだったり、ゲームの中でいかに自分がどれだけできるか」と意気込んだ。

プロ入り5年目で初めての移籍。「覚悟を持ってきたので、しっかりヴェルディの力にすぐなりたい」。東京Vが採用する3-4-2-1のフォーメーションならシャドーか両ウイングバックのポジションに。また4バックにした場合は両サイドの攻撃的MFでの起用が予想される。

「シャドーだったら中で組み立てる部分だったり、ウイングバックだったらサイドバックとしての役割も必要になってきますし。そういった意味で、移籍するにあたって自分自身も成長が必要だと感じているので、サイドバックでの守備の部分だったり、上がるタイミングだとか、より成長できるかなと思っています」。

鹿島で仲が良かったDF林尚樹や同期の染野唯月も同じくレンタルで在籍しており、すんなりとチームには溶け込みそう。加入にあたっては林、染野から最初に連絡があったそうで「すごいオレより喜んでいる感じだった。今はいいところしか聞いていないので楽しみです」。

また、鹿島から送り出される際には、誰もが「マツなら大丈夫だよ」と声をかけられたという。

「今までのプレーだったり、トレーニングの姿勢だったりをみんなが見てくれていた結果だと思うし。中には正解だよ、って言ってくれた人もいるし。三竿(健斗)選手とか、安西(幸輝)選手なんかはヴェルディいいじゃん、って言ってくれた」

東京Vのサッカーについては好印象を持つ。

「攻守にアグレッシブなプレーだったり、走りきるところだったり、しっかり要求するところはされますし。自分の良さを最大限に生かしていけるかなと感じたのが(移籍を)決めたきっかけでもあるので。僕だったりスピードだったり、しっかり攻守両面で。ドリブルだったり生かしていけるんじゃないかなと思っています」

強化部や城福監督からも大きな期待を寄せられている。

「もっと(チームとして)攻撃的にやりたいと。その中でも、もちろん監督ともしゃべりましたけど。要求するところは要求するけど、こっちは僕の能力、ポテンシャルを確信して取ってくれたということ言ってくれていますし。要求されるところをしっかり頭に入れて表現しながら、まず自分のやること、そのタスクだったり要求されることをしつつ、いかに確信を持ってもらった部分を表現するかだと思っています。それは事前に話して僕も頭には入っています」

アピールポイントはスピードを生かした攻撃面。積極的な仕掛けから局面を切り崩しにかかる。

「鹿島で成長してきたのはカットインからのシュートだったり、クロスの精度だったり。左足のシュートだったり、右足でのクロスは結果もついてきたりしていたので、それはこのチームのために発揮していなかいといけないし、力になるんじゃないかと思っています」

さっそく7月28日には三笘薫のいるブライトンと東京・国立で対戦。ヴェルディ松村がどんなプレーを披露するのか、今後に向けて間違いなく1つのポイントとなりそうだ。

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