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残留への強い意志 RマドリードDFルーカス・バスケス 25年6月30日までの契約延長が決定


バスケス(19年7月26日撮影)

レアル・マドリードが18日、クロアチア代表モドリッチに続き、スペイン人DFルーカス・バスケス(33)と1年間の契約延長で合意したことを発表した。これにより契約期間は25年6月30日までとなった。

ルーカス・バスケスの当初の契約は今年の6月30日までだったが、残留への強い意志を常に見せ、すでに契約延長が内定している状態だった。これにより昨季終了後に契約満了する予定だった4人のうち、クロース(引退)とナチョ(サウジアラビアのアル・カーディシーヤに移籍)の2人がチームを去り、ルーカス・バスケスとモドリッチが継続することになった。

ルーカス・バスケスは16歳の時の07年にRマドリードの下部組織に加入した。それ以降、順調にステップアップ。期限付き移籍で所属したエスパニョールでの1年間の武者修行を経て、15-16年シーズンよりトップチームに加わった。

それ以降の9シーズンで公式戦349試合に出場し、36得点を記録。スペイン代表として9試合に出場している。

本来は攻撃的な選手だったが、チーム内の厳しいポジション争いに苦しみ、新たな生きる道を模索した。その結果、右サイドのユーティリティープレーヤーとしてチームに貢献。レギュラーではないもののすべての監督に重宝され、現在は右サイドバックとしてプレーしている。

今回の契約延長によりアンチェロッティ監督は、来季再び頼れる戦力を起用できることになった。(高橋智行通信員)

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