欧州選手権ファイナリストの選手・監督のパフォーマンスをスペイン紙マルカが15日に採点し、スペイン代表のデラフエンテ監督の功績を最も称えた。
スペインは12年ぶりの優勝目指し、初優勝を狙うイングランドと対戦した。後半開始早々にニコ・ウィリアムズの得点で先制した後、パーマーの鮮やかなミドルシュートでイングランドが追いつく展開に。その後、終盤にオヤルサバルが決勝点を記録し、スペインが素晴らしい内容で開幕から7連勝を達成して、史上最多4度目の優勝を成し遂げた。
同紙の採点は通常3点が最高だが、チームをしっかりとまとめ上げて優勝に導いたスペインのデラフエンテ監督の手腕を最も高く評価。本当に素晴らしいパフォーマンスを発揮した時にだけに与える4点をつけた。
スペインの選手では、カルバハル、ラポルテ、2点目をアシストしたククレジャ、ダニ・オルモ、先制点を記録しこの試合のMVPに輝いたニコ・ウィリアムズ、そしてロドリの代わりに後半開始からゲームをコントロールしたスビメンディ、スーパーサブとして決勝点を記録したオヤルサバルが3点。
続いて、ウナイ・シモン、ル・ノルマン、ハーフタイムに負傷交代を余儀なくされたロドリ、ファビアン・ルイス、先制点をアシストしたヤマル、モラタが2点。出番の短かったナチョとミケル・メリーノは1点だった。
イングランドではサウスゲート監督が2点。選手では途中出場から同点弾を記録したパーマーがチーム唯一の3点。
続いて、ピックフォード、ストーンズ、パーマーのゴールをアシストしたベリンガム、サカが2点。ウォーカー、グエイ、ショー、ライス、メイヌー、フォーデン、ワトキンス、トニーが1点。そして、エースのケインが唯一となる最低の0点となっている。（高橋智行通信員）
