【鈴鹿】カズ１年８カ月ぶり国内復帰「ゴール期待してくれている」観客前回ホーム487人から1039人

鈴鹿対V大分　試合に敗れ、悔しそうにサポーターにあいさつするカズ（左から2人目）ら鈴鹿の選手たち（撮影・前田充）

＜JFL：アトレチコ鈴鹿0－1ヴェルスパ大分＞◇14日◇三重交通Gスポーツの杜鈴鹿

JFLアトレチコ鈴鹿に、J2横浜FCから期限付き移籍したFWカズ（三浦知良、57）が約1年8カ月ぶりに国内復帰した。

14日、三重県内で行われたV大分戦に後半17分から途中出場。自身が持つ55歳267日のリーグ最年長出場記録を57歳139日に更新したが「言われて初めて知りました。特にないですね」と意識せず。一方、計32分間の出場でシュート0本に終わり「帰ってこられてうれしかったけれど、チームとして何もできず残念」と悔しがった。

ポルトガル2部オリベイレンセで「ベテランらしくないプレー」を再確認。後半38分には、クロスに頭から突っ込んで自身だけゴールに飛び込むハッスルさも見せた。観衆も、前回のホーム戦487人から1039人と倍増。その中で「やはりゴールに期待してくれていると思う。よりゴールに近いところでプレーしたい」。次節21日以降は、自身が持つ55歳259日の最年長ゴール更新を目指す。