【U23日本代表】MF荒木遼太郎がパリへ出国 日本だけOA不使用も「問題ない」

2024年7月13日、東京対新潟　試合前、花束を受け取るパリ五輪U－23日本代表の東京GK野沢大（左）と荒木

パリオリンピック（五輪）サッカー日本代表MF荒木遼太郎（22＝FC東京）が14日、羽田空港からパリへ出国した。「チームジャパン」と五輪のロゴが入ったチーム服を着用した荒木は「やっと実感がわいてきました」と話し「個人で活躍したいし点も取りたいですが、まずはチームのことを一番に考えながらやりたい」と五輪モードに切り替えた。

13日のリーグ戦・アルビレックス新潟戦は、クラモフスキー監督が連戦の疲労を考慮しベンチ外だった。今季はU－23アジア杯カタール大会で離脱した期間がありながらも、15試合（944分）に出場している。前日の休養に「体もリフレッシュできて良かったと思います」と話した。今季6得点の活躍に「使ってくれる監督の下で結果を出したいと思っていたし、試合に出たらやる自信があったのでピッチに示すだけだと思っていた」と確かな手応えとともに五輪に向かう。

1次リーグでは、親善試合で敗れたマリ戦でのリベンジを掲げる。五輪でオーバーエージ（OA）を使用していないのは日本だけだが「そこに関しては気にしていない、問題ないと思っています」と、アジア王者の自覚を胸に、U－23戦士で戦う覚悟だ。