<明治安田J1:東京2-0新潟>◇第23節◇13日◇国立
アルビレックス新潟はアウェーでFC東京に0-2で敗れた。国立まで遠征して駆けつけたサポーターの頑張りに、報いることはできなかった。
前半6分に右サイドを突破されるとあっさりと先制を許し、後半33分に追加点を奪われた。J2のV・ファーレン長崎に1-6で大敗した10日の天皇杯3回戦から先発9人を入れ替えたが、特効薬にはならず、公式戦3連敗となった。
松橋力蔵監督(55)は「ゴールに対するアクションが少なかった。内容が伴わなくても、決めるべきでところで決める。失点シーンは単純に強度が低い。何もせずに得点が奪われている」と振り返った。
悪癖を改善できない。3-4で敗れた6日サガン鳥栖戦は前半13分に、天皇杯長崎戦でも前半6分に先に得点を許している。この日も、前半6分に先制点を献上した。主導権を簡単に相手に渡してしまった。攻撃は後半になってようやくエンジンがかかったようにもみえたが、結局無得点。連続試合得点は15でストップした。
これでリーグ戦10敗目。この日、試合のなかったJ2降格圏の18位京都サンガとの勝ち点4差を広げることはできなかった。次節20日はアウェーでセレッソ大阪と対戦する。松橋監督は「勝つために何が必要か。みんなでもう1度、見つめたいと思う」と話した。