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【浦和】主将と副主将など主力選手離脱で異例メッセージ あの選手はなぜ流出してしまったのか?


浦和対磐田 浦和退団のセレモニーで場内1周するショルツ(左)と酒井(2024年6月30日撮影)

サッカーJ1の浦和レッズは1日、公式サイト上に異例のメッセージを掲載した。

チーム強化にあたる堀之内聖スポーツダイレクター名の長文で、ここ最近の選手の去就について、説明して、サポーターに理解を求めている。

4人の力のある選手が、チームを離れることになったことを受けてのもの。

「クラブからリリースがありました通り、6月末日をもって、これまで浦和レッズに大きく貢献してくれた4選手がチームを離れました。(中略)シーズン途中でキャプテンおよび副キャプテンが離脱したという事実を重く受け止めております」と、まず主将の酒井宏樹、副主将のショルツが移籍を前提にチームを離れたことについて、伝えている。

「スポーツダイレクターという、チームの編成責任を負う立場にある私が、個別移籍事案の背景をご説明することの是非についてはさまざまなご意見もあろうかと思いますが、事案の重大性に鑑み、守秘義務との兼ね合いから多くの情報を開示することは叶いませんが、今般の経緯を以下にご説明させていただきます」。

こう続けて、個別の事案について述べている。

酒井宏樹については「重要な戦力であるという理由から慰留に努めましたが、『もう一度海外でプレーしたい』という本人の強い意向や、ヨーロッパを含め多くの選択肢がある中、トップフォームで浦和レッズに加入してくれたことへの感謝、これまでのチームへの貢献、そして経済面を含めたチーム全体の編成を熟考したうえで、苦渋の決断ではありましたが本人の意向を尊重することといたしました」と説明した。

ショルツについては「本人の異文化へのチャレンジ欲求を理解しつつも、余人をもって代えがたい不可欠な存在であるという理由から強く慰留に努めましたが、浦和レッズというクラブが現在持ち得ている全ての力をもってしても阻止することはできませんでした。

契約期間中の移籍に際しては移籍金が発生しますが、その設定金額は選手自身の価値であると同時に、選手によるクラブへの評価を表すものでもあります。

私たち浦和レッズは、今回のような移籍を回避できるクラブ、即ち経済力やブランド力等で世界と伍して闘うことのできるクラブになっていかなければならないという思いを改めて強く抱いております」とお手上げだったことを書いている。

さらに、岩尾、ソルバッケンにもそれぞれ言及。その上で、「シーズン途中で強化責任者が交代し、そしてキャプテンと副キャプテンがチームを離れるという事態により、ファン・サポーターのみなさまにはご不安を与えてしまいまして誠に申し訳ございません」とわびている。

そして終盤、「来年に控えたクラブワールドカップで世界の強豪クラブに対して堂々と渡り合えるチームを作り、ファン・サポーターのみなさまに誇りに思っていただけるような闘いをお見せするその日から逆算して、闘い方の積み上げを図りながら愚直にチーム作りを継続するというクラブの取り組みに迷いはありません。

成長のスピードを上げていく努力とそのための変化は必要であり、そのための手段を講じておりますが、成長の方向性はしっかりと継続していきたいと考えております。

なお当然ながら、その過程において浦和レッズというクラブがフットボールと向き合う姿勢として、勝利を目指さない試合は1試合として存在しません。

選手、スタッフ一同、今シーズン残された公式戦17試合全てにおいて勝利を目指し、最後まで走り、闘い、貫く覚悟です」と決意を口にし、理解を求めている。

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