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【ユーロ】イングランド劇的8強、ベリンガムがオーバーヘッドで終盤同点、ケーンが延長勝ち越し


<欧州選手権(ユーロ2024):イングランド2-1スロバキア>◇6月30日(日本時間7月1日)◇決勝トーナメント1回戦◇ゲルゼンキルヘン

前回準優勝のイングランド(FIFAランキング5位)はスロバキア(同45位)に2-1で逆転勝ちし、準々決勝に進出した。0-1の後半アディショナルタイムにMFベリンガム(21=レアル・マドリード)が鮮やかなオーバーヘッドを決めて同点に追い付くと、延長前半1分にFWケーン(30=バイエルン・ミュンヘン)が勝ち越し点を決めた。

先制したのはスロバキアだった。前半25分、1本のロングボールから敵陣ゴール前まで進入し、最後はFWシュランツ(スラビア・プラハ)が右足アウトサイドで流し込んだ。今大会3ゴール目。1次リーグ初戦のベルギー戦は前半7分、2戦目のウクライナ戦も前半17分に先制点を決めており、勢いに乗る30歳のFWは3ゴール全て試合を優位に進める前半の先制点。スロバキア代表史上初めてUEFA欧州選手権で1大会3ゴールをマークした。

今大会初めて追いかける展開になったイングランドは前半だけでイエローカードが3枚。思うように攻撃を仕掛けることができず、スロバキアの粘り強い守備に枠内シュートを1本も放つことができなかった。

だが、後半開始から猛攻を仕掛ける。後半5分、FWケーンが巧みなポストプレーから左に展開。攻め上がったDFトリッピアー(ニューカッスル)の折り返しをFWフォーデン(マンチェスター・シティー)が巧みに押し込んだ。だが、フォーデンの位置はオフサイド。同点に追い付くことはできなかった。

後半21分からは左サイドバックのトリッピアーに代わって22歳のMFパーマー(チェルシー)が出場。これにより、パーマーが右サイドの攻撃的な位置に入り、FWサカ(アーセナル)が左サイドバックに回った。両サイドから幅広く攻撃を仕掛け、後半36分にはMFライス(アーセナル)が右足で強烈なミドルシュートを放ったが、左ポストを直撃した。

1点ビハインドのまま突入した後半アディショナルタイムの5分。ここまで精彩を欠いたベリンガムがラストワンプレーで鮮やかなオーバーヘッドを決める。DFウォーカー(マンチェスター・シティー)の右からのロングスローをDFグエイ(クリスタルパレス)が頭でそらし、浮き球のボールを21歳のMFはゴール背にしながら右足を振り上げてねじ込んだ。新世代のスターの同点ゴールで、試合は延長戦に突入した。

そして延長前半1分、主将のケーンが決める。セットプレーの流れからフリーになり、最後は頭で押し込んだ。百戦錬磨のFWは今大会2ゴール目、代表通算65ゴール目。イングランドは苦しみながらも8強に進み、7月6日(日本時間同7日)の準々決勝で、前回王者のイタリアを下して勝ち上がったスイスと対戦する。

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