【東京】MF松木玖生、パリ五輪代表発表前に最後のアピールも堅守福岡に苦戦 無得点で敗れる

FC東京松木玖生（2024年5月11日撮影）

＜明治安田J1：東京0－1福岡＞◇30日◇第21節◇味スタ

FC東京のU－23日本代表MF松木玖生（21）がパリ五輪代表メンバー発表を7月3日に控えて、最後のアピールの場となったホームの福岡戦にフル出場した。

決定力も持つ松木だが、5月11日の柏戦以降、得点はない。チームも6月の公式戦で、JFL三重戦（3－0）を除く残り5試合はすべて1得点止まり。得点力に課題を残す中、トップ下に入った背番号7にかかる期待は大きかった。

しかし厳しい守備が持ち味の福岡に苦しんだ。前半33分にはFWディエゴ・オリベイラとのパス交換から中央を抜けだそうとしたが、足をかけられ倒された。その後も立ち位置を変えながら好機をうかがったが、パスが合わない場面が目立った。結局シュートを打てないまま0－1で敗れた。

また、松木と同じくU－23日本代表FW荒木遼太郎は1点をリードされた後半27分から途中出場。後半40分にFKから直接ゴールを狙ったが、福岡GK村上の好セーブに阻まれた。